塵 芥のアッシュ
第七回(イブラシル暦685年12月)

転送

  私がエフィルと共にその場に行けば、すでに待ち合わせ相手の一人はついていた。
ふかふかのうさ耳をつけたその女性は、こちらの姿に気づき、軽く会釈をしてきた。私も同じく返す。
 そのままニ、三言互いに会話をかわした。アステリアのさらに奥、雷神洞でトールと戦い、打ち勝ってきたばかりの彼女の髪は、ややすすけてい る。
  そしてこれからそのトールの話で盛り上がろうかというころに、タイミングが良くか悪くか、二人目の待ち合わせ相手が光とともに現れた。こちらは男性。私 が無理を言ってエルクアールの転送を頼んだ人だ。
  私と女性は、彼に連れられて、魔法の街エルクアールにむかう。
  その場で私達は念のため、再度打ち合わせの確認をして、エルクアールへと跳んだ。

  来週には、彼らとは別れることになっている。



あとがき
  今回は正真正銘の結果小説です。ストーリーはありません。
   特に狙った事はありませんが、今回は『行きずり』の関係っぽく書いてみました。
   アッシュはこれまで出会ったオリジナルキャラクターとは密度の濃い接点を持っていましたが、
基本的に進む道は互いに違っていくもの、ということで、今回のような書き方、特に最後の一文にそれを込めました。
  ま、本当は折角出会ったんですから、よろしくしたいんですけどねー。サリエルさんたちはこれから色々活躍してくれそうですし、
小説のネタにもしやすそう。
  特にバルバシア関係や塔とか、ストーリーの根本にかかわりそうなやつは、小説でネタにしてみたいんですよね。

  しかし、今回のエルクアール行きは悩みました。
   散々言っていたとおり、アッシュは元々アムスティアを目指していましたし、そこで書きたいと思っていたストーリー
があったからです。書いてみると、DK3の世界観をかなり自己解釈してはいますが、(レジスタンスとか出てきます。ついでに名前だけですが、
ピクシェル、D.D.、ヴァロスなども)結構面白かったのですよ。少なくとも書く側は。
  ですが今のアッシュでは第二砦はそろそろ経験値カットがきつくなってきた上に、第三砦にはとてもまだいけそうにない。
そしてタイミングよくDollさんからお誘いがあったので甘えることにしました。
   しかし、なんだか創作家としては二流だ。利益優先で予定を変えるとは。←ここが一番悩んだところ。
  オベロンと共演できるぐらいになったら、強引にアムスティアに転送してもらい、そのストーリーを書けないかなーとかおもっ
ちょります。

>聖者の丘 ついに引き分け 起こりうるか Vsランドブレイカーの場合。

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